BambooBotは、3次元のあらゆる位置での計測を可能にするセンサーロボットです。
特許取得済みの巻尺を用いた伸縮機構で40cmから約2.8m(条件により変わります)の高さまでセンサーやカメラを昇降することができ、自律的にルートを巡回することが可能です。
取得した温度・湿度・空気質・映像などのデータを3次元マップに描画することができたり、設備のシステムと連携することができます。
これにより、設備のランニングコストを下げ、入居者の満足度を向上させることに寄与します。
イメージ動画
コンセプト
電灯の照度計測、休憩スペースの空気質の計測、エアコンの水漏れ検知など、センサーやカメラを上下させながら、設備点検をして回ることが可能です。
用途例
先端には様々なモジュールを搭載することができるので、色々なシチュエーションで活躍することができます。
先端に360度カメラを搭載した例
先端に360度カメラを装着することで、天井近くの撮影を行うことができたり、屋内をくまなく回ってCGモデル化を行うことなどができます。
先端に風量・風速計を搭載した例
固定センサーとの比較
BambooBotを用いた環境計測は、固定センサーを設置する方法と比べて次のような違いがあります。
- 固定センサーは設置する際に工事が必要であったり、大量のセンサーを購入する必要があり、ロボット1台だけ用意すれば良いBambooBotの方がコストパフォーマンスに優れています。
- 固定センサーは測定する位置を変えることは容易ではないですが、BambooBotは計測位置を柔軟に変えることが可能です。
原理
BambooBotの昇降機構は、2対の巻尺を重ね合わせモーターで送り出すことにより実現しています。2対のアルミテープは巻尺ケースに巻装されることにより、小さいスペースから大きな距離を突出させることが可能です。
活躍できるシチュエーション
BambooBotは、空調管理、警備、設備点検など、さまざまなシチュエーションで活躍することができます。