BambooshootActuator

BambooShoot Actuatorは、コンパクトな収納スペースで大きなストロークを可能とする伸縮アクチュエータです。
「BambooShoot = たけのこ」のように地面から突き上げてくるような動きが可能です。
通常のリニアアクチュエータの場合は、50cm突出させようとすると、50cm以上の収納スペースが必要になりますが、BambooShoot Actuatorはそのような収納スペースは不要です。

BambooshootActuatorの特長

Bambooshoot Actuatorは、巻尺の機構を応用しています。
金属テープを巻いて収納することで約20cm四方の筐体から約2.5m(条件により変わります)の長さまで伸長させることができる特長を持ちます。

導入イメージ


持ち運びがしやすく、大きな伸長ができるBambooshoot Actuatorは現場作業を支援します。
空調機器の風量測定や火災警報器の検査などの高所作業や危険な作業を代替することが可能です。

動作イメージ・使用例

知財について

本機構は2021年 9月14日に特許を取得しました。

【特許番号】 特許第6944227号
【登録日】  2021年 9月14日
【発明の名称】突出型リニアアクチュエータ、ロボットアーム及び輸送ロボット
【特許権者】 株式会社RoboSapiens
【発明者】  長尾 俊、 武井 祥平

特許証

昨今では、ビルや商業施設内など、人が行き交う屋内環境での自律輸送のニーズが高まっていますが、建物内を自由に移動するためには、エレベータの乗り降り、インターホンでの呼び出しなどの建物とのインタラクションが必要になってきます。しかし、一般的な多軸ロボットアームでは、広い範囲を押下しようとすると大型化・重量化してしまい、輸送の機能を損ねてしまいます。

そこで、BambooShoot Actuatorにおいて、巻尺を利用することで省スペース化・軽量化を実現し輸送機能を損なうことなくスイッチ押下の動作を行う機構を実現しました。

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